2011-07-06 第177回国会 衆議院 予算委員会 第24号
これを見てもらうと、実はこの規定は自公共同提出の法案には入っていたものなんです。我々は、東日本大震災の発生後に、六月の十七日、ようやく成立させるに当たっては、泣きながら削った規定なんですよ。意味を理解してください。「津波は、他の自然災害に比べて発生する頻度が低いことから、津波及び津波による被害の特性、津波に備える必要性等に関する国民の理解と関心を深めることが困難であること。」
これを見てもらうと、実はこの規定は自公共同提出の法案には入っていたものなんです。我々は、東日本大震災の発生後に、六月の十七日、ようやく成立させるに当たっては、泣きながら削った規定なんですよ。意味を理解してください。「津波は、他の自然災害に比べて発生する頻度が低いことから、津波及び津波による被害の特性、津波に備える必要性等に関する国民の理解と関心を深めることが困難であること。」
我々から見れば、自公共同提出の法案はかなりのことを想定し、網羅していました。十一月五日に、四カ月前に国を挙げて国民運動として津波の総合避難訓練をやっていたら、被害は下手すると千人規模で少なかったんじゃないかと我々は思うんです。そのことについて、私は与党の不作為だと思っています。 菅総理が代表を務める、その党の不作為で人の命が失われたと我々は思っているんですよ。